田中大工店です。
今日はあいにくの雨。
雨の場合は仕事内容が変わってくるので・・お天気は毎日必ずNHKで確認を何度も何度も帰ってから、夕食の際、朝起きてと何度も何度も確認するのですが(笑)
子供達にお天気ばっかり!!
お天気父ちゃん!!!と呼ばれています。
さっきも見たでしょ~と呆れられますが(-_-;)
職業柄、、何度も見てしまうんですよね(笑)
一週間の予報、時間の予報、、、
妻も子供が明日は雨?とか聞いてくると、お天気父ちゃんに聞いたら~と言っています。
どんなに頑張っても、自然には逆らえない事を日々感じながら、その中でいかによりよくを考えるのも大切な仕事だとおもっております。
建物は常に気候風土に関係してきます。
何かを作るとき、何かをするとき、常にお天気は関係してきます。
予報が外れる事も多いので、どれだけ進化してもやはり自然はすごいと感じるのです。
木を見るとどれだけの年月をかけ、どれだけの経験をし・・・なぜそんな所が曲がっているのか?などと見入ってしまいます。
建物を見ても構造を考え、どのように組まれているのか??などついつい時間を忘れ(笑)
ですので、木材を扱わさせていただく時はじっくり木の事を考え、木のもつ特徴を生かし、年月を加えるとどうなるのか?どういう味がでてくるのか?どのように削っていこうか?など沢山の事を考え・・・ついつい時間を忘れる時もあります。
木の持つ魅力を、子供にも覚えてもらいたい!と親の都合ですが(笑)
まずは面白い名前の・・・と近所によく植えてある、さるすべりの木を教えようと(笑)
上の子に毎回毎回通るたびに教えていたら・・・もういいよ~。覚えているから!と怒られました。
すると下の子も覚えてくれていました!!
気候風土はとても重要で、地域により建物の建て方は随分と違います。
瓦もそうですし、壁も塀も・・・・ついつい運転しながら見てしまうので、横に座っている妻はよそ見をしないよう私をずっ~と監視しています。
あまり見ていると妻に怒られ運転変わる!と言われてしまいますが(-_-;)
話しは変わりますが、妻が、先日お昼の番組で茶室が放送され、その方がなぜ茶室を訪れるかというと・・・なんとトイレの設計のアイデアをいただくのだというのです。
とても有名な方だそうですが、
ね~ね~茶室からトイレのアイデア!!!!!すごいよね!すごいよね!!!!茶室からトイレって!!!想像つかないでしょ!!!
と感動したそうで熱く熱く話してくれました(笑)
茶室はわざわざ身を屈め異空間に入るように入り、しかし中に入ると自然と心安らぎ・・その方はトイレにそのような空間を生み出したいと設計されるそうです。有名なものが多く、空港や駅、海外からも依頼が多いそうです。その地域ならではの特性も活かしているそうです。
トイレにその癒しを取り入れる・・・女性ならではの発想ではないでしょうか!!
妻は感動したそうです。九州へ帰省する際に立ち寄ったSAにその方のトイレがあり、確かにすごく感動したトイレだった!と覚えていたそうです。都会は人がごった返している空間で忙しく歩き忙しく通り過ぎていく、そんな時、ふっとトイレに入って心安らぐ空間をと・・・。
私も茶室もさせていただく事が何度かあり、茶室がある場所を訪れると造りやさまざまな事をみてしまいます。
何が使われどうなっているのか?すべて大工目線ですが。
女性は活けてある花や掛け軸、その時の和菓子、着物、目線が違うんですね。
また一つ学べ、また見る目線も増えた気がします。
寒川神社の裏のほうで祈願した方だけが入れる場所があるのですが、そこが月1回だったでしょうか?
茶室を開いてくださるのですが、一度だけ日程が合い行くことができましたが、また日程があえば足を運ばせていただき、また違った目線で見てみたいと思います。
茶室いきたくなりました!
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